
まず始めに、蓄膿症と花粉症の症状の違いについて説明します。蓄膿症、ここでは副鼻腔炎、の症状の特徴としては、頭が痛い,重い、鼻や頬の周辺が痛くなる、鼻汁が出て匂いがする、鼻がつまる、むかむかする、などがあげられます。
一方、花粉症の症状としては、頻繁なくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどがあげられます。この2つの病気は、症状は似ていますが、全く異なる原因で発生する病気です。さらに、花粉や花粉症から直接的な原因で蓄膿症を誘発するということは、めったにないといわれています。
ただし、花粉症から蓄膿症を発症する、比較的少ないケースとしては、鼻水を外に出してかまずに、内側へすすることにより、細菌のついた鼻水が鼻の奥に入ったり、鼻から耳までの器官を通って耳にまで達したりして、中耳炎を起こすこともあります。また、鼻のかみ方にも注意が必要で、左右両方一度に鼻をかむと、細菌やウィルスが鼻の奥のほうに追い込まれ、結果的に副鼻腔炎を発症することもあります。他の例としては、鼻を上手にかめない小さな子どもの場合、残った鼻みずのなかで細菌が増え、気管支炎や肺炎につながることがあります。
また、蓄膿症、副鼻腔炎と花粉症は、併発するケースも少なくありません。また、蓄膿症とアレルギーの合併症のケースも最近増えているようです。
また、花粉症は何年も治らないケースがほとんどといわれていて、薬の服用により、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状は抑えることはできるようです。一方、蓄膿症に関しては、しばらく通院しても、上顎洞と呼ばれる頬の骨に膿が残ることが多く、完治するまで、薬や通院を続けないと症状が元に戻ってしまうことがよくあるようです。