
旅行で空路を利用する場合、蓄膿症で飛行機に乗っても大丈夫なのでしょうか、という疑問や心配がわいてくる方も多いと思います。結論からいうと、蓄膿症にかかっている人の年齢や症状の重さによって、離着陸などの気圧差の対策を準備してから飛行機に乗るか、あるいは飛行機をあきらめて、新幹線か船に変更するか、を判断することが重要です。
蓄膿症などにかかっている場合、人によっては、鼻が詰まる、両頬に重圧を感じる、下を向くと痛い、コメカミや、おでこ、後頭部が締め付けられるようなジンジンする、また、着陸の際、頬と眉のあたりの内側で爆竹が跳ねた様なピリピリとした感じの強い痛みなどの症状を訴える場合もあります。人によっては、鼻くう内に問題があり、飛行機の離陸や発着時に気圧の差が原因で、耳の痛みや、眼球周辺の痛みなどのような症状が起こるようです。
上記の症状に対する対策としては、上昇と下降の15分間で、飴をなめさせる、飲み物を飲ませる、CAさんに頼んで、鼻の頭に温かいタオルを乗せてもらい、その蒸気で鼻の呼吸を楽にする、呼吸が楽になって、鼻水が緩くなったところで、家庭用の鼻水取り器でとってあげる、などがあげられます。
また、他の対策の1つとしては、耳抜き、という方法も有効です。耳抜きとは、鼻をつまんで鼻から息をふきだすようにして、中耳に空気を送り込む方法です。上昇中は逆効果ですが、下降中は効果があるといわれています。
また、上昇中は、外耳空気圧より中耳空気圧が大きくなるので、内耳から空気を抜く必要があります。耳抜きは習得するのに多少時間がかかりますが、慣れると殆ど全員できるようになります。他の方法としては、つばを飲み込むと、ツーンとした耳が抜けやすくなります。